日・タイ電気通信協会ジョイントセミナー2011模様
2011年1月28日(金) タイで開催された、「日・タイ電気通信協会ジョイントセミナー2011」の模様を紹介します。
なお、この模様の詳細については、電気通信 5月号へ掲載する予定です。
1.セミナー概要
タイ電気通信協会(TCT)は、日本の電気通信協会(TTA)の協力の下に1990年に設立されました。両者間には協力関係の協定を結び、その協定に基づき毎年1回開催されるジョイントセミナーへ日本側から講師を派遣しています。
今回のセミナーは第21回目で、「Broadband Service for the Better Life(より良い生活のためのブロードバンドサービス)」をテーマとして、日本及びタイ双方による講演とパネルディスカッションが行われました。
・開催日:2011年1月28日(金)
・場 所 :ソフィテル・セントラル・グランド・バンコクホテル(Phaholyothin Road,Chatuchak ,Bangkok)
・参加者:TCT会員企業、タイ大学・政府関係者等 約150名
2.開会挨拶
タイ電気通信協会は設立20周年を迎えたことから、冒頭にタイ政府 官房大臣 Ongart Klampaiboon氏による開会挨拶がなされると共に、タイにおけるブロードバンド整備に対する考え方が示された。

タイ政府 官房大臣 Ongart Klampaiboon氏 電気通信協会(TTA) タイ電気通信協会(TCT)幹部
続いて、タイ電気通信協会(TCT) 会長 Suchai Roywirutn氏、日本の電気通信協会(TTA) 専務理事 岡村 敏光からは、タイ電気通信協会と日本の電気通信協会との交流が、設立当初から21年目を迎えことについての謝辞、並びに祝意を表すと共に、日本・タイ双方の情報通信サービスの普及と産業の発展のため、今後も互いに協力していくことについて言説された。

タイ電気通信協会(TCT) 会長 Vichai Bencharongkul氏 電気通信協会(TTA) 専務理事 岡村 敏光
3.講演概要
タイにおいては、ブロードバンドの世帯普及率が10%に満たなく低調、かつ、携帯電話網も未だ2G(GSM)のままであり、今後ブロードバンド基盤をどのように整備していくかが、重要な課題となっている。また、基盤整備を進めるにあたって、日本同様にデジタルデバイド、ICT基盤利活用、人材確保・リテラシー向上が意識されており、タイ側の講演、また、パネルディスカッションにおいても大きな論点となっていた。
日本側の講演では、NTTファシリティーズ 代表取締役副社長 池辺 裕昭氏からは、「NTT FACILITIES’ Green & Smart (NTTファシリティーズが提案する Green & Smart)」の演題にて、環境問題に関わる状況、NTTファシリティーズのソーラー発電、環境建築、データセンタ、スマートグリッド等に対する取り組みについて、ご講演いただいた。
また、NTTソルマーレ
代表取締役社長 大橋
大樹氏からは、「Mobile Contents Business at Next Broadband Generation(ブロードバンド時代における携帯コンテンツビジネス)」の演題にて、通信&書籍出版の変遷、ケータイビジネス・電子書籍に関する動向、NTTソルマーレのモバイル・コンテンツビジネス等について、ご講演いただいた。

NTTファシリティーズ 代表取締役副社長 池辺
裕昭氏 NTTソルマーレ 代表取締役社長 大橋 大樹氏