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電気通信2018年6月号

発行日 : 2018年06月01日
総頁数:58頁
発行者:一般社団法人 電気通信協会
定価:825円(税込)

政策動向

2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会と 政府の取組について

酒井 隆行
内閣官房 東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会
推進本部事務局 参事官補佐

大会に向けた体制や取組方針,具体的な取組として,セキュリティや暑さ対策・日本文化の魅力発信などの状況について紹介します。

 

i-Construction の推進

石原 康弘
国土交通省 大臣官房 技術調査課長

国土交通省が,生産性革命に関する取り組みとして推進している「i-Construction」の概要と具体例について,建設業の働き方改革や公共工事を巡る最近の話題等も交え紹介します。

一般記事

技術動向 NTT Com のAI サービスの概要と今後の展開

三竹 保宏
NTT コミュニケーションズ株式会社
アプリケーション&コンテンツサービス部 AI 推進室長

本稿では,NTT コミュニケーションズのAI 推進室が取り組んでいる,日本語自然言語処理を活用した「COTOHA」シリーズなどの特長と今後の取り組みについて紹介します。

 

講演抄録 日本の情報通信産業の未来

小尾 敏夫
早稲田大学教授
国際CIO 学会世界会長

ICT 分野の研究活動や学生の指導をしてきたが,大学教授としての節目に,筆者の長年にわたる研究の振り返りと情報通信産業の未来,課題や提言などを述べます。

 

IoT 時代のセキュリティ対策とAI の活用等の提案

大林 義典・柴田 勇佑・床波 俊輔・葉坂 敏郎
伏見 隆文・道添 健太郎・宮本  侑
平成29年度 フォーラムFチーム

平成29年度フォーラム活動成果報告会で発表された,AI システム同士をつなげ合わせる構想から生まれる新たな価値について犯罪や事故防止という具体ケースで提言した内容を,取りまとめて紹介します。

 

モバイル通信インフラ事業の今後のビジネスモデルの形態と課題

小川 光二・金沢 朋廣・櫛部 忠則・齋藤  薫
津久井 健・野村 朋史・袴田  淳・和田  佳
平成29年度 フォーラムC1チーム

平成29年度フォーラム活動成果報告会で発表された,5G の到来に向けてモバイル通信インフラ事業者が抱える課題と目指すべき方向性について提言した内容を,取りまとめて紹介します。

世界の通信モード

NTT ファシリティーズグループの シンガポールにおける事業展開について

臼井  賢
株式会社NTT ファシリティーズ 常務取締役グローバル事業本部長

データセンター市場の規模が順調に拡大しているシンガポールにおいて,2014年から経営参画しているプロマトリックス社を中心に進めている事業展開について説明します。